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第40回 午前 問88

応用栄養学

母乳に含まれる成分の濃度に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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✓ これが正解4多価不飽和脂肪酸は、牛乳より人乳の方が高い。

解説

多価不飽和脂肪酸は、牛乳より人乳に多く含まれます。

母乳の成分は、分娩後の時期による違い(初乳と成乳)と、牛乳との違いで判断します。人乳は牛乳に比べて、リノール酸やα-リノレン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)などの多価不飽和脂肪酸を多く含むという特徴があります。脳や網膜の発達に関わる脂肪酸を含む点が、乳児の栄養として大切です。

ほかの記述は、比べる相手との大小が逆になっています。初乳は感染を防ぐ成分が多く、成乳はエネルギー源になる成分が多いこと、牛乳は子牛の速い成長に合わせた組成であることを押さえると見分けられます。

したがって、多価不飽和脂肪酸は牛乳より人乳の方が高いという記述が適当です。人乳が多いのは乳糖と多価不飽和脂肪酸、牛乳が多いのはたんぱく質とカルシウムなどのミネラル、と対で覚えましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第40回 管理栄養士国家試験 午前(厚生労働省)問88(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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